コラム

公開日 2025.11.07 更新日 2025.11.11

審美歯科治療とホワイトニングの違いは?目的・方法・費用を徹底比較

「歯を白くしたい」と思ったときに候補にあがるのが、ホワイトニングと審美歯科治療です。どちらも口元を美しく見せるための方法ですが、目的や治療内容、費用面などに違いがあります。 

 

本記事では、それぞれの特徴を比較し、自分に合った治療法を見つける方法を解説します。審美性や第一印象を大切にしたい方は、参考にしてください。 

審美歯科は見た目の美しさにフォーカスした歯科治療 

審美歯科とは、歯の機能を保ちながら、見た目の美しさも追求することを目的とした歯科治療の1つです。

保険診療では対応できない細かな調整を含めて、口元全体の印象を整える自由診療が中心です。 

 

ここでは、一般歯科との違いや、審美歯科で行われる代表的な治療法を見ていきましょう。 

一般歯科との違い 

一般歯科は、虫歯や歯周病など、病気の治療を目的とした診療です。一方、審美歯科は見た目の美しさに重点を置き、歯の色・形・歯並びなどを整えることに特化しています。 

 

両者のおもな違いは、下記のとおりです。 

 

項目 

一般歯科 

審美歯科 

治療目的 

機能回復(虫歯・歯周病の治療) 

審美的な改善(白さ・形・歯並びなど) 

保険適用 

保険診療が中心 

自由診療が中心 

使用素材 

保険適用の金属やレジンなど 

セラミックなど高品質な審美素材 

 

このように、治療の目的や使用する素材、費用の負担面において違いがあります。 

おもな治療の種類 

審美歯科では、見た目だけでなく、機能面にも配慮した治療が行われます。代表的な治療法は、下記のとおりです。 

 

治療法 

詳細 

セラミック治療  変色や欠損のある歯を、自然な白さと形に整える 
ダイレクトボンディング  歯の欠けやすき間を、樹脂で自然に補修 
歯列矯正(審美矯正)  見た目だけでなく噛み合わせも改善する歯並び治療 
歯肉形成・ガミースマイル改善  歯ぐきのラインを整え、バランスの取れた口元へ 

 

これらは、単に「白くする」だけでなく、かみ合わせや歯の長期的な健康にも配慮した総合的なアプローチです。 

ホワイトニングとは 

専用の薬剤を歯の表面に作用させて、天然歯を削らずに白く見せる審美的な処置です。歯科医院で行うホワイトニングでは、過酸化物と呼ばれる漂白成分を使い、歯の内部に沈着した色素を分解・除去します。 

 

なお、ホワイトニングは審美歯科治療の一種ですが、詰め物や歯並びの調整などは行いません。あくまで歯そのものの白さを引き出すことに、特化した処置です。 

 

ここでは、ホワイトニングの種類と、施術を受ける際の条件を見ていきましょう。 

ホワイトニングの種類 

ホワイトニングには、施術を行う場所や使用する薬剤の違いによって、いくつかのタイプがあります。代表的な3種類の特徴は、下記のとおりです。 

 

種類 

特徴 

オフィスホワイトニング 

  • 歯科医院で行う方法 
  • 1回でも白さを実感しやすい 

ホームホワイトニング 

  • 歯科医院でマウスピースを作り、自宅で継続して行う方法 
  • 即効性は低いが、後戻りしにくく持続性が高い 

デュアルホワイトニング 

  • オフィスとホームを併用する方法 
  • 即効性と持続性のバランスがよい 

 

それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の目的やライフスタイルに合った方法を選びましょう。 

ホワイトニングは誰でも受けられる? 

ホワイトニングは、すべての人が受けられるわけではありません。口腔内の状態や体調によっては、施術を控える必要があります。 

 

とくに、下記のようなケースでは注意が必要です。 

 

  • 虫歯や歯周病が進行している 
  • 知覚過敏が強く出ている 
  • 妊娠中・授乳中である 
  • 詰め物や被せ物が多く、天然歯が少ない(薬剤が作用しない) 

関連記事:虫歯の治療期間はどのくらい?進行度別に通院回数の目安を解説

 

事前に歯科医院でカウンセリングを受け、自分に合った方法を提案してもらいましょう。 

審美歯科治療とホワイトニングの違いを比較 

審美歯科治療とホワイトニングの違いは、下記のとおりです。 

 

項目 

ホワイトニング 

審美歯科治療 

治療方法 

薬剤で天然歯を漂白する 

セラミック・補綴・矯正で形や色、並びを整える 

歯を削るか 

削らない 

必要に応じて削る場合がある 

持続性 

一定期間で後戻りするため、定期的な再処置が必要になる 

白さ・美しさが長期間持続しやすい 

費用の目安 

比較的安価 

自由診療が中心で高額になる場合がある 

 

同じく見た目の美しさを目指す治療でも、アプローチや得られる効果には明確な違いがあります。 

関連記事:芸能人のような白くてきれいな歯を目指すには?理由と治療方法を解説

自分に合った治療方法の選び方 

ここでは、自分に合った治療方法の選び方を解説します。 

 

  • 歯の色だけが気になるならホワイトニング 
  • 歯並びや形も整えたいなら審美歯科治療 
  • 迷ったら歯科医院でカウンセリングを受けるのがおすすめ 

 

詳しく見ていきましょう。 

歯の色だけが気になるならホワイトニング 

歯の表面的な着色が気になる方や歯の白さを手軽に改善したい方には、ホワイトニングがおすすめです。とくに、下記のような方に適しています。 

 

  • コーヒーやタバコによる着色が気になる 
  • 結婚式や就活など、人前に出る機会を控えている 
  • 歯並びや歯の形には不満がない 

 

歯を削らずに見た目を改善できるのが魅力です。 

歯並びや形も整えたいなら審美歯科治療 

「白さだけでなく、歯の形や並びも整えたい」と感じる方には、審美歯科治療が適しています。歯の色や形、並びなどのバランスまで含めた、口元全体の印象改善が可能です。 

 

中でも、下記のようなお悩みがある方におすすめです。 

 

  • 欠けた歯や銀歯が目立ち、自然な見た目に整えたい 
  • 歯並びの乱れが気になるが、目立つ矯正装置には抵抗がある 
  • 歯ぐきの黒ずみなど、笑顔の印象に影響がある 

 

セラミック治療や部分矯正、ガミースマイルの改善など、機能と美しさの両立が図れるのが審美歯科の大きな強みです。 

迷ったら歯科医院でカウンセリングを受けるのがおすすめ 

どちらが自分に合っているか分からないという方は、歯科医院でカウンセリングを受けてみましょう。 

 

相談前に確認しておくべきポイントは、下記のとおりです。 

 

  • 色・形・歯並びのどれが気になっているか 
  • 歯を削ることに抵抗があるか 
  • 治療にかけられる予算と、通院の頻度 

 

無理なく続けられる治療法を選ぶことが、美しさを長く維持するための第一歩になります。 

まとめ:自分に合った方法で、理想の笑顔と美しい口元を手に入れよう 

歯を白くしたい想いは同じでも、ホワイトニングと審美歯科治療では目的や方法が異なります。大切なのは、ライフスタイルやお悩みに合わせて、自分に合ったケアを見極めることです。 

 

名古屋市の「ジョイ デンタル クリニック」では、見た目の美しさとお口の健康を両立させる丁寧な診療を提供いたします。明るく落ち着いた空間で、緊張しがちな通院もリラックスして過ごしていただけます。 

 

ホワイトニングや審美歯科治療に関心がある方は、気軽にご相談ください。 

 

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この記事の監修者

下村泰代Simomura Yasuyo

ジョイデンタルクリニック

プロフィール

愛知学院大学歯学部歯学科卒
名古屋市立大学病院 歯科口腔外科 臨床研究歯科医
米国アイオワ大学歯学部 顎顔面外科
名古屋市立大学病院 歯科口腔外科 臨床研究歯科医
名古屋市立大学医学部 大学院医学研究科  生体高分子部門 生物免疫学分野 医学博士号取得
名古屋市立大学病院 歯科口腔外科 臨床研修歯科医
名古屋市厚生院 非常勤歯科医師
米国 ハーバード大学医学部 マサチューセッツ総合病院 免疫病理学 リサーチフェロー(研究員)
藤田医科大学 医学部  麻酔・侵襲制御医学 助教
藤田医科大学 医学部  麻酔・侵襲制御医学 講師
藤田医科大学 医学部 麻酔・侵襲制御医学 准教授
ジョイデンタルクリニック 院長
名古屋市立大学大学院医学研究科 先進急性期医療学 客員准教授