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医者が勧める歯医者さん 名古屋市のジョイデンタルクリニック

医科の中でも、超激務といわれている産婦人科医と麻酔科医の2つをこなすドクター:鈴木崇浩 医師
鈴木先生はお父様が経営される豊田市で最も病床数の多い産婦人科病院で勤務しながら、藤田保健衛生大学で麻酔科認定医を取得し、現在は埼玉医科大学総合医療センターの麻酔科でも勤務されています。麻酔と全身管理のできる産婦人科麻酔医を目指していらっしゃいます。

 

−なぜジョイデンタルクリニック(ジョイDC)を受診されたのでしょうか?−
鈴木先生「最初は虫歯の治療でした。歯の治療だけは怖くてね(笑)。皆さんもそうじゃないですか?」「ジョイDCの先生とは付き合いが長くて、それでその先生に治療していただいたんです。」

−それで治療は怖くなかったですか?−
鈴木先生「女性歯科医というだけでも、怖い気がしないですよね〜。いえ、男の医師の私がこんなことを言ってはだめですね(笑)。正直に言えば、彼女の治療を信頼しているから怖くないと言った方が正しいかな?」
 「あとね、麻酔の注射が痛くなかった!これには感動しましたよ。」

―むし歯の治療で自費治療を選択されたそうですが、安い保険治療ではなく、どうして高い自費治療を選ばれたのですか?−
鈴木先生「虫歯が大きくて、かぶせ物をしなくてはいけなかったのですが、保険治療だと銀歯になる部位だったんです。自費治療なら白い歯が入るということでした。」
 「保険治療と自費治療について先生に色々説明していただきました。」
 「自費治療なら、歯を削るバーや歯型や模型の材料など、最高級の器具と材料を使用するので、かぶせ物も精密にできるそうです。」
 「何よりも大切なのが高い技術力です。自費専門の歯科の先生と熟練の技工士さん(模型を使ってかぶせ物を作る人)のコラボレーションで治療するので、完成度が全然違うのです。高いといっても、10年使用すると思えば、メガネやコンタクトレンズよりずっと安いと思いますよ。」
 「医科でも同じですよね。自費治療は最先端の医療技術を経験豊富な医師が治療しますからね。」

―自費治療はいかがでしたか?−
鈴木先生「白い歯を入れてもらいました。まるで自分の歯のようにきれいです。どこを治療したかわからないくらいきれいで、噛み応えもいいし、とても満足していますよ。」

−他にも何か治療されたのですか?−
鈴木先生「睡眠時無呼吸症候群で無呼吸防止のマウスピースを作ってもらいました。」

−「睡眠時無呼吸症候群」とは何ですか?−
鈴木先生「睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome:SAS)といって、睡眠中に10秒以上の呼吸停止が5回以上あることです。つまり眠っている間、呼吸が止まって無呼吸状態になる病気のことです。」
 「自覚症状としては、いびきや昼間の眠気、熟睡感がない、起床時の頭痛などがあります。」

睡眠時無呼吸症候群(SAS)は治療が必要なのですか?−
鈴木先生「SASは放置すると、高血圧や心筋梗塞などの心臓病、脳梗塞などの脳血管障害のリスクを上げるので、最近では肥満、糖尿病、高血圧、高脂血症の「死の四重奏」に「SAS」を加え、「死の五重奏」と言われることもあります。それほどSASは生命に関係しているのです。」

−「死の五重奏」ですか! 睡眠時無呼吸症候群(SAS)って怖そうですね。−
鈴木先生「息をしていない時間があると、その間、血液中の酸素濃度が低下し、酸素を多く必要とする心臓や脳などの臓器に負担がかかってしまうのです。」
 「もちろん、これに肥満など高血圧の悪化因子が加わるとさらに悪くなるわけです。」
 「また、高血圧の患者さんは、夜間、交感神経は安定しているため、比較的夜間の血圧は安定しています。しかし、SASで高血圧の方は、無呼吸をくりかえすことにより夜間も交感神経が興奮しているため睡眠中も血圧が高く、その状態が日中まで続き、一日中血圧が高い状態に陥っている人もいます。そのような状態ですから、血圧が高いだけでなく心臓にもいっそう負荷がかかり、さらに心臓病や脳血管障害も引き起こす可能性が高くなるのです。」
 「それに、SAS特有の眠気が交通事故を起こす危険もあります。早期に適切な治療をすることが大切なのです。」

−鈴木先生も睡眠時無呼吸症候群(SAS)なのですか?−
鈴木先生「産科に麻酔科でしょ。どちらの科も緊急手術が多いですから、睡眠時間は不規則なうえに不足しています。さらに睡眠時無呼吸症候群もあるので熟睡が得られず、日中も眠気を感じ、疲れが取れない状態が続いていました。それで以前は睡眠中にCPAP(Continuous Positive Airway Pressure:経鼻的持続陽圧呼吸療法)という機械を使っていました。鼻に酸素マスクをつけて、呼吸が止まると器械から自動的に酸素が送られてくるというものです。」

−ジョイDCでは睡眠時無呼吸症候群に対してどのような治療をされたのですか?−
鈴木先生 「ただ歯型を取っただけです。それで無呼吸防止のマウスピースを作ってもらったんです。」「Good Sleep Splint(グッド スリープ スプリント:GSS)でしたっけね。」

Good Sleep Splint(グッド スリープ スプリント:GSS)の効果はどうでしたか? CPAPと比べていかがでしたか?−
鈴木先生 「いや〜、Good Sleep Splint(グッド スリープ スプリント:GSS)すごく効きましたよ!本当に。」
 「以前はCPAPで酸素マスクをつけて寝ていたのですが、不快感が強く、気になって返って眠れませんでした。寝返りも打てないしね。それに毎週の名古屋や埼玉への病院の移動や学会出張など、泊まりの多い私にとっては、CPAPの大きな器械は持っていけないです。その点マウスピースならスーツのポケットに入るので、移動中の仮眠にも使えるし、この手軽さがいいですね!」
「このGSSは気道を広げるだけでなく、歯ぎしりも予防します。これを着けて寝るようになってから、肩こりも気にならなくなったし、朝の目覚めもよく昼間も眠くならない! 頭がシャキッとしていますよ。」

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−マウスピースで無呼吸が防止できるのですか?−
鈴木先生「無呼吸がなぜ起こるか、解剖学的に考えれば、いたってシンプルなことなのです。」
睡眠時無呼吸症候群の原因は舌が喉に落ち込んで、気道が塞がり、呼吸困難になります。Good Sleep Splint(グッド スリープ スプリント:GSS)は下アゴを前に突き出す構造になっています。舌は下アゴに付いていますから、下アゴを前に出してやると、舌も一緒に前に引っ張られ喉を狭めず楽に息ができるというものです。」

睡眠時無呼吸症候群も克服され、治療は終了ですか?−
鈴木先生「いえいえ、歯周病で今も通院中ですよ。」
「床屋に散髪に行く感覚で、歯のクリーニングに定期的に受診しています。」
「むし歯になったり、歯周病になったりすると、おいしい物がおいしく食べられない。食べることが唯一の楽しみの私にとって、歯はとっても大切なんです。」

鈴木先生、お忙しいところインタビューに答えていただき、ありがとうございました。
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